早稲田大学合格実績!浪人から合格するまでの勉強方法!~英語編~

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基礎は出来ていたはず…高得点の落とし穴
難しい問題ではなく、基礎から再スタート
実践レベルはMARCHから
本格的な過去問演習は11月から
本番は出題傾向が変わるもののその場で対応
まとめ

現役では共通テスト本番で全体で7割、英語は8割得点できていたものの、いざ浪人生活を始めると基礎知識が圧倒的に不足。

そのために取りこぼしている問題もたくさんあることが分かりました。基礎に再度取り組み実力の底上げを図ります。

基礎は出来ていたはず…高得点の落とし穴

現役時代の共通テストでは全体では7割、英語では8割を得点するなど、基礎力を含めて十分力がついていると言えるほどの内容。特に8割得点できていた英語では、浪人してからの受験勉強は楽勝で進められるだろう、と思いながら入塾して受験勉強を開始します。

得点源となる長文は積極的に勉強してたものの、文法などの基礎知識が圧倒的に不足していることが分かります。文法問題は勘で番号を選んでいるような状態。単語や語彙力も不足しています。共通テストで8割程度の得点を取れる受験生でも、文法問題や単語などの知識が不十分であるというケースはよく見られます。

このような場合、長文でも文法知識や細かい解釈が求められる問題を落とすことが多く、得点が安定しなかったりすることも。まずは基礎知識を見直して、確実性を高めることを目標にします。

難しい問題ではなく、基礎から再スタート

現役時代は何をしていいか分からないため難しい参考書に手を出すなど、方向性を定めないまま勉強していましたが、浪人してからは、まず基礎を固めるところから再スタート。語彙力、文法力、解釈と問題を解いていく上での材料集めと土台作りに方向性を定めます。

初めは基礎知識の取りこぼしが多く、単語などでも全然覚えていなかったり、覚えなければならない単語の多さにギブアップしそうになります。それでも確認テストで8割を切ることはなく、9割程度で安定。1日に取り組む課題や宿題を多目に設定してもこなせるだけの力を順調に付けて来ています。

点数が伸びない、安定しないと感じている受験生には必ずどこかに抜けている部分があります。まずはその抜けがどこなのかを見つけ、その抜けを埋めることを軸に方向性を定めましょう。

実践レベルはMARCHから

次の方向性は実践レベルへの対応。始めはMARCHレベルの『“毎年出る”頻出英語長文』から。基礎的事項から内容把握まですべての領域にまたがる良問が厳選されています。この参考書は受験生にとってはひとつの壁となるような難しい参考書であるため、苦戦しながらも進めます。

400語から600語までのやや難し目の長文問題を集めた『やっておきたい英語長文500』に入ってからは、少し難し目の文章や馴染みのないテーマが出題されると苦戦することが分かったため、正確に読むことを意識して練習することを加えて実力アップを目指します。

基礎知識とMARCHレベルの実戦経験の不足を基礎のやり直しと量をこなすことで、志望校である早慶レベルの問題に対応する土台を作っていきます。

本格的な過去問演習は11月から

頻出かつ専門的な12テーマの長文読解を学ぶ『英語長文ポラリス3』に取り組んだ後に、11月から過去問演習をメインに取り組みます。MARCHレベルの参考書では手応えを感じていたものの、早稲田大学人間科学部の過去問では知識系の問題に手も足も出ず、教育学部の問題では長文量の多さに対応できず時間内に解き終わらないという状況。

ポレポレ英文読解プロセス50』を使って英文読解の完成度を上げながら、早く解けるようになるために音読を取り入れます。音読を聴きながら復唱するシャドーイングを取り入れることで速読力が向上。

最終的には『英語長文ポラリス3』のシャドーイングを行い、早稲田大学教育学部で出題されるような長めの長文でも早く読めるようになり、同時の精読する力も身についていきます。

本番は出題傾向が変わるもののその場で対応

過去問対策を密に行いながら質を上げることに取り組み、いざ本番に臨みます。しかし、本番の試験ではこれまでの出題傾向とは違った問題が出題。過去問で対策していたの出題形式とは違い、第1問は整序の並べ替え問題が出題されます。とはいえ、自己採点では10問中9問正解するなどその場できちんと対応できているという結果に。

現役時代のように高得点は取れていても、文法などの細かいところで抜けがあったときとは変わり、しっかりと基礎的知識が十分に固まった状態での受験。構文なども含めて文法的な細かい知識から正答を導き出すような問題でもその場で対応できる力が付いていました。

最終的には早稲田大学教育学部の他に、早稲田大学人間科学部、学習院大学文学部、センター利用試験での日本大学経済学部に合格しました。

まとめ

英語では長文で得点できるのに、文法ではあまり得点できないという受験生もよく見られます。特に共通テストなどは長文の比重が大きいため、8割程度の得点が取れていても文法の基礎が抜けているということもあります。

入試問題によっては文法の比重が大きいために十分得点できなかったり、長文であっても正答を導くには細かい文法知識が必要な問題を取りこぼしてしまうことも。特に浪人生の場合は「見かけの点数」が良いために、基礎的知識を疎かにしがちです。

基礎的な知識はどんな問題でも正解への糸口になり、初見の出題形式でもその場で十分対応できるだけの力になります。点数の伸び悩みや得点を安定させる必要性を感じた場合には、もう一度基礎的な部分に立ち返ることも考えると良いでしょう。

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